6. 同期化の法則:全員に能力があっても全体に能力があるわけではない

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SCM18の法則

6. 同期化の法則:全員に能力があっても
全体に能力があるわけではない

個々の業務スピードが高くても,バラバラだと在庫が溜まり機会損失が発生する。それを避けるのは同期化の流速制御である。企業全体のリズムビート(脈動)に異状があっては個々が良くても全体はよくならない。一流企業といわれる会社の破綻。能力あるスタッフを採用し、あらゆる年代で最高の人材を揃えても、その会社が必ずしも安泰だととは言えない。サッカーや野球のチーム力は,メンバー個々人の能力を総和しても決まらない。ムカデ競争でも個々のメンバーのスピードを総和してもチームのスピードにはならない。企業グループでも個々の企業の決算が良くても連結すると必ずしも良いとは限らない。サプライチェーンにおけるスピード、すなわちキャッシュを生むスピードも同様である。個々の連鎖業務スピードの総和がキャッシュを生むスピードとはならない。企業は多様なやり方で同期化を促進してサプライチェーンのキャッシュを生む仕掛けを作っている。それらをモデル化して自社のビジネスモデル構築をする必要がある。

図2
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