2. 時間の法則:スピードが勝敗を決める

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SCM18の法則

2. 時間の法則:スピードが勝敗を決める

顧客の要求をすばやく満たせるかどうかがサプライチェーンの強さの決め手になる。射撃で、狙いを定める時間が長ければ長いほど、実行する時点で、当初の狙い、すなわち計画の前提となった状況は変化しており、すでに標的は移動しているかもしれない。在庫や売れ行きの情報収集や供給計画の作成に何日も、又何週間もかけていたら、市場の状況も顧客の需要も変化しているかもしれない。たとえば、競争相手による新製品の登場で、売れ筋商品の需要がたちまち落ち込んでしまったような場合、既に手配済みの供給計画が変更されなければ、倉庫は過剰在庫の山となる。一方、需要の低迷が続いているからといって仕入を抑えた場合、需要が急回復すると機会損失を被ることになる。市場の変化がゆるやかだった時代には、計画の作成に十分時間をかけてもよかった。しかし、一夜にして市場が変化するする現在では、すばやく計画を作り、すばやく実行しなければならない。計画の作成時間(サイクルタイム)の短縮と実行時間(リードタイム)の2つの時間が勝敗を決める時代である。

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